国際音楽メンタルセラピスト協会とは
「国際音楽メンタルセラピスト協会」 は、
2014年2月25日、創設者の50回目の誕生日を契機に、
「童謡メンタルセラピー」の活動を中心に行うべく設立された団体です。
そして、「童謡を通じて、人々に癒しを、元気を」を合言葉に、
おともだち(童謡メンタルセラピスト)と一緒に
成長していくことができる中庭(パティオ)です。
それまでは被災者支援を中心として、「メンタル・ボランティア」として、
個人的に活動をしていたものでした。
これを、「童謡」を中心とさせながら活動をしていくことで、
全国、そして全世界の方々とあまねくつながりながら
「童謡心理療法(メンタルセラピー)」を
紹介していくことができるということで、設立をしました。
協会名をこのような名称としてつけた由来は、
世界にも数多くある子どもの歌である「童謡」 を始めとして、
世界各国の「音楽」を媒介としながら、「英語」をはじめとした各国の言葉を用いて、
この心理療法を紹介していくことができることを見越した形にしたかったからでした。
ですからあえて「国際」を冠として名付けました。
生まれてまだ間もない【国際音楽メンタルセラピスト協会】ですが、
皆さまとのご協力の下、共に手を携えながら、
日本国内に、そしてゆくゆくは世界各国に支部を冠して、まさに「国際的」に、
この「童謡メンタルセラピー」を始めとした「音楽心理療法」をご紹介してきたいと願っています。
そして、被災や戦地で苦しむ方たちを始めとして、
介護老人施設で認知症に悩む方たち、定年や子育てを終えて、
日々の生活に充実感を求めておられる方たち、日々の仕事にストレスを感じている男性、
子育てやママ友などの人間関係に学ぶ方たち、会社の経営で、
社員同士や顧客間とのやり取りに四苦八苦している方たちに、
少しでも癒しと元気、そしてほっこり気分を施す活動ができていくことを願っています。
2016年4月14・16日
この日「熊本・大分地震」が九州北部地方を襲いました。2011年3月11日「東日本大震災」が起こったのち、私は「メンタルボランティア」を不定期に行い、現地を足しげく訪問しました。
他方、「被災された方々から、話を傾聴する活動も
一案ではあるだろう。それに加えて、音楽を、
特に子供のころに慣れ親しんだ音楽を通して、
被災者の方たちに寄り添いながら、
少しでも癒しと元気を施していきたい」
そう感じた私は、「子供のころに慣れ親しんだ音楽」
= 【童謡】を通じての「被災者支援策」
を考えるようになりました。
そこから「介護老人施設」への慰問や
「企業経営者に紹介する、従業員への癒し活動」へと、
その実践は広がりを見せていくようになりました。
【童謡メンタルセラピー】は、老若男女を問わず、
だれとでもすぐに「おともだち」になることができます。
ここで得た「おともだち」は、
心の底からお話をすることができた
【心のともだち(心友)】になれるのです。
「童謡」を通じて、旧き、佳き時代を
思い出していきましょう。
そして「童謡」から「癒しと元気」を
もらっていきましょう。
【童謡】には、素晴らしい底力が存在します。それを、みなさんで発見し、体験していきましょう。
「21世紀・令和」の新時代だからこそ、今こそ【童謡】のすばらしさを再発見していきましょう。
「童謡メンタルセラピー」とは
【童謡メンタルセラピー】は、誰もが子どもの頃に聴いて親しんだ音楽である「童謡」や「わらべ歌」、
そして幼稚園や小学校で習った「文部(科学)省唱歌」に、それらの曲や歌詞に育まれた癒しの効果と、
脳科学の知見、さらにアドラー・認知心理学の考え方を組み合わせて開発された、
画期的な「音楽心理療法」です。
この実践は、2016年4月の熊本・大分地震を始めとして、同2016年10月鳥取中部地震、
2018年6月大阪北部地震、同2018年7月西日本豪雨災害、同年9月北海道胆振東部地震における
被災者支援に対して、大変効果を発揮した実践となっています。
その他、介護老人施設での慰問の際には認知症への予防・緩和に対する効果が出ています。
企業経営者への心身療法としては、社長同士の意思疎通に一役を担ったり、
社内での心理効果に大好評を博したりした、癒しの技法となっています。
2018年3月には、童謡メンタルセラピーの定義や役割、そして「氣脈」をつなぐことへの大切さや、
「瞑想(マインドフルネス)」効果などをまとめて、
【童謡で絶対元気になれる!-心揺さぶる童謡メンタルセラピーとは】(United Books)の
電子書籍版が出版されました。
この本には童謡メンタルセラピーの基本的な概念や実践の仕方は、つぶさに紹介されています。
そして、2018年10月、韓国でも「童謡メンタルセラピー」の本が翻訳されて、
「韓国語版」として、韓国国内でも大好評を得ています。今後は「英語版」にも翻訳され、
いよいよ「童謡メンタルセラピー」は、英語圏にもその活動の範囲が広がっていきます。
「童謡メンタルセラピスト」とは
「童謡メンタルセラピー」は、「童謡」を通して人と人を結び、つながりあっていく、ひとつの「技法」です。
その技法を最大限に活用しながら、年齢や性別、立場や価値観、そして生活習慣など、
それぞれに異なる人たちの気持ちをつむいで、絆=【氣脈】(気持ちのつながり合い)を結びあうのです。
そして、困っている人たちや悩んでいる人たちを、前向きな気持ちに高めていくのが
【童謡メンタルセラピスト】としての役割です。
「童謡メンタルセラピスト」を通じて、皆さんの住む地域を始めとして、日本社会や、
ひいては国際的な社会に寄与をしていくことができる、すばらしい生き方を、共にしていきましょう。
この資格を取得することで、初めて出発地点に立つことができます。
「癒しと元気を施す」第一歩が始まるのです。
この考え方に賛同をしてくれて、共に学びあい、高めあい、励ましあいながら、
共に成長をしていってくれる「おともだち」を、私は求めています。
一緒に学びあいましょう。